デイサービスセンター 健寿 介護度変化

 

2012年2月に介護予防デイサービスセンター健寿で80名の通所者を対象に行った「介護度の変化」調査の結果をご覧下さい。現状維持が70%となっています。「現状維持のどこがすごいの?」と思われるかと思いますが、現在の年齢状況の円グラフを見て頂くと、75歳以上の方が59%の割合を占めています。もちろん、健寿に通所されている方は、要支援、要介護の認定をされており、皆さん何らかの運動器の障害が見られる方です。もし、通所されなければ、運動器の障害度合いがどんどんと高まっていき、寝たきりになる可能性もあります。

利用期間の円グラフをご覧頂くと、健寿に通所されて1年以上の方が77%ですので、悪化せずに現状を維持している方が70%というのは、介護予防という観点から考えると非常にめざましい結果といえます。なお、現状維持以外の30%のうち、改善されている方が25%の割合を占めています。

具体的に改善した25%(20名)の方の状況を見てみます。

  通所開始時 調査時 人数
軽度 要支援1 自立 2名
要支援2 要支援1 7名
要介護1 要支援2 4名
要介護2 要介護1 4名
要支援2 1名
重度 要介護4 要介護2 2名

このように、目覚ましい改善を遂げた方も少なくありません。
実際にトレーニングをすることにより、介護度が下がった方、変らなかった方からも日常生活動作が楽に出来るようになった、行動範囲が広がったと驚きや喜びの声をたくさん頂いています。

 

現在の年齢状況

 

利用期間

 

介護の変化

 

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